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蘭光生 肉飼育
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目次

『蘭光生 肉飼育』に投稿された感想・評価

素晴らしい。男根恐怖症でありつつ、性に執着してしまう女の、多岐にわたる妄想。セックスがしたいのに、あの不気味なものが侵入してくるのが耐えられないという葛藤で苦しんでいる。ケーキを突き破ってくるシーンの想像力。
彼女が通うセックス問題専門の心理カウンセラーも、父親がSMで事故が起こって亡くなった過去がある。そのことが、血筋となっているのか苦悩にさいなまれている。
主人公二人が結ばれるまでは時間がかかる代わり、一気に耽溺して、もう破滅の予感しかしない。海に面してヒロインが拘束されているシーンでは、なんだか泣けてしまった。そこで起こる悲劇の黙殺っぷりもかっこよすぎる。
ラストのスパーク。あまりに純粋な性愛の行きつく涯。
診療所でセラピーを受けているセックス恐怖症の女性(小川美那子)が、セラピスト(中丸新将)のサディスティックな性的嗜好を受け入れていく。医者と患者の関係から隷属の歓びを説いている、日活ロマンポルノ。蘭光生の小説を原作に取っている。

セラピストと患者の主従が逆転してしまい、患者がセラピストをセラピーするという倒錯ドラマに突入する。「主人も隷属者に隷属している」の法則がきちんと機能しており、倒錯関係のエッセンスが盛り込まれている。

何よりも、セラピストがオラオラ系にはならずに、謙ったデスマス系のままでいるところが良い。自身の情欲と真正面に向かい合っている感覚が冴え渡っており、サドマゾの見地から「生きる活力としての性愛行為」が描かれている。

出涸らしの密室劇に留まらず、能動的に野外シーンへと切り替わるため、団鬼六ブランドとは異なる色合いの、サドマゾ劇場を堪能することができる。小川美那子の女体美も絶景かな絶景かな。
3.4
ケダモノだもの〜
← 別作品

君と僕は羞恥心の
表と裏。


興味あるけど恐怖も拭い去れない
っていう究極のジレンマ

ケーキを突き破る男塊
そしていくとこまで行った2人は
イルミネーションみたいな


びびびびびびびび
スパークへ
唖然

当たり前だけどこのジャンルって
団鬼六がたぶん有名すぎて
あれだけど
他にも同業種の作家さんはいっぱい
いるんだなと思った。

『蘭光生 肉飼育』に似ている作品

性と愛のコリーダ

上映日:

1977年04月23日

製作国:

上映時間:

86分
3.4