レイプ被害者の現在の生活を突撃取材で追う女性記者(名美)と、同じようにレイプ被害者を取材しているが記事に出来ない男(村木)。
これまで名美と村木の物語を色々観てきたけど、これは2人が惹かれ合う理由…
石井隆の原作脚本を、田中登が監督した傑作。助監督に池田敏春。「天使のはらわた」シリーズ3作目。名美と村木に鹿沼えり、地井武男。ジャーナリストの名美は、レイプされた女性の取材を進めていた。取材先で、同…
>>続きを読む倫理観や被害者への情の無さが天然全開な鹿沼えり、一人称は名美は〜で色々不安になるけど伏線をきっちり仕上げてくる田中登監督。マエストロっす。ストリップ小屋、埋め立て場、自宅…それぞれの強姦現場も胸にく…
>>続きを読むすごすぎて呆気にとられ、笑い、のちすぐに感動に打ち震えてしまった。映画ってこんなに自由で、やりきってしまっていいんだな。
愚かさ、残酷さ、唐突さ、しつこさ、美しさ。粘着と放擲、惹きつけと突き放し。
…
持てる者の奢りに気づかない
無神経で愚かな主人公名美が
犯されて狂う話。
名美の一人称が己の名前で、
甘ったれた人間であることがわかる。
「強姦 その後」という連載を手掛ける
雑誌記者の名美の取…
石井監督の映画に何度も登場する名美訳に鹿沼えりさん、村木役に地井武男さんが演じてます。日活ロマンポルノなのでさすがに根津甚八さんは使えなかったのでしょう。いつもの石井監督の面々は出てませんが、らしさ…
>>続きを読む今から10数年前ラピュタ阿佐ヶ谷にて鹿沼えりのトークショーつきで鑑賞したのだが、上映後に彼女が発した「みなさん、疲れなかったですか?」という言葉がこの映画の本質を突いているのかもと改めて見直して感じ…
>>続きを読む流石に少しは自覚しろよ!と言いたくなる鹿沼えりには辟易するが、各事件現場のロケーション(特に羽田空港付近の埋め立て場)は格別だし、何より急激にホラー化する病院場面が素晴らしい。地下から屋上、さらにそ…
>>続きを読む妊娠中にみる気にはなれなかったWOWOW録画(R15)をやっとみた。始まりから田中登感が際立っていて、面白い画もあるんだけど、中身は全く笑えなくて辛かった。結局、私も女の性を消費しているのよね…もう…
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