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赤ちゃん教育の一のレビュー・感想・評価

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)
4.0
巨匠 ハワード・ホークス監督作品

主人公の博物館主に次々と災いをもたらす令嬢と、彼女の叔母に届けるベイビーという名のヒョウが巻き起こすコメディ

元祖スクリューボールコメディと言われてい作品ですが、時代を感じさせないくらいめっっちゃくちゃ面白いし、シンプルにラブコメとしても楽しめる文句なしの傑作だった

次々と主人公をトラブルに巻き込むヒロインにはもはや狂気すら感じるけど、愛嬌の良さで全く憎めないどころか段々愛おしくなってくるから凄い

タイトルにもついてるある赤ちゃんが、人間ではなくまさかのヒョウというのも笑ったし、何よりめちゃくちゃにかわいい
そんなヒョウもわんちゃんも賢すぎて驚いた
中に人間が入ってるのかと思ったり、CGなのかと疑ってしまうくらいの名演で、パルムドッグ賞ならぬパルムレパード賞を勝手に上げたいくらい素晴らしかったです

ケイリー・グラントとキャサリン・ヘプバーンという豪華な二大スターの主演ともなれば、モノクロでも色鮮やかな絵面になってしまうマジック
思わずハワード・ホークス監督恐るべしと呟きたくなるほどの傑作

〈 Rotten Tomatoes 🍅93% 🍿89% 〉
〈 IMDb 7.9 / Metascore 91 / Letterboxd 3.9 〉

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