赤ちゃん教育の作品情報・感想・評価

「赤ちゃん教育」に投稿された感想・評価

結婚を前日に控えた生物学者デイビッド(ケーリー・グラント)が、ジャジャ馬令嬢スーザン(キャサリン・ヘプバーン)との出会いをきっかけに様々な騒動に巻き込まれていくというコメディ映画。

30年代の映画をおそらく初めてみたのですが、この作品はすごく面白かったです。

とにかくテンポがすごく良くて、102分という短めな上演時間の割には、すごくボリューム感のある映画というか、見応えがありました。

てかチーターと犬の演技凄すぎ。あれどうやって撮ったんですかね。

オードリー・ヘップバーンが影響を受けた若かりし頃のキャサリン・ヘプバーン、美しすぎます。

今の時代からしてみれば、「結婚するのは研究のため」とサバサバとしていた婚約予定だったあの女の人の方が共感してもらえるのでしょうけど、この時代の人たちにとっては、自由奔放で感受性豊かなキャサリンの方が女の人の理想像だったのかもしれないと思うと、30年代の映画ってすごくハッピーな作品多いのかもって実感しました。
ペジオ

ペジオの感想・評価

3.9
ノリツッコミ映画
勢いで進むが後におかしいと気づく、だがもう手遅れで戻れない
そんな感じで巻き込まれるケイリー・グラントの受難劇
(「難」にはこの恋の成就も含む)

ひとつひとつの場面の狂いっぷりが凄まじい
(「ベイビー」の出てくる場面はどれもシュールで良い。白鳥もイケるんだ…。)
それらを繋ぐ脚本が良いですね
あーたのし
こう

こうの感想・評価

3.7
赤ちゃん教育ってそういうことか。
ハタリのときも思ったけど、この監督の作品はどうやって撮ったんだろう?と思うシーンが多くて楽しい。
やっぱアメリカ映画はこうでないと。
気持ちよく映画館を出られるような作品。

初めてのキャサリンヘプバーンだったけど、あの天真爛漫なキャラクターには心奪われる。

映画に一本通った筋が豹ってのがまたいい。
あのリズミカルな脚本は、一体どうやったら産まれるんだろう。
今の作家主義ではなく複数人で娯楽を追い求めて作ったからこそあの様々なシチュエーションが観れたのかもしれない。
TICTACz

TICTACzの感想・評価

4.0
忙しい映画だなぁ!笑
Katharine Hepburn 鬱陶しいような可愛らしいような(笑)
Cary Grant は真面目な役よりこういうコミカルな役の方が好き
色々危険なことしてると思うけど、動物の扱いがうますぎる
マーチ

マーチの感想・評価

3.8
【省略レビュー】

喋って喋って喋りまくるスクリューボール・コメディの名作。

理不尽に男を引っ張り回す女の姿に始めは凄くイライラしていたのだけれど、途中から名コンビに見えてきて、あまりのハチャメチャ振りに度々笑わせられました!

もうとにかく何でもありの世界観だし、どうでも良かったりアホなことをひたすら全力でやっているのが面白い🤣🤣

なんだかんだ最終的に丸く収まるのも確実にふざけてるんだけど、全編ふざけているので謎の説得力が生じていて、それに納得している自分に驚いてしまった。笑


【p.s.】
忙しくてレビューをしっかり書く機会が無いので短めに今年観た作品のレビューを投稿しています。
暇があれば正式なレビューと入れ替えますが、きっとそんな瞬間は訪れないでしょう。
だって、私ですからね。
スクリューボールコメディと言われるものだそうです。ラブコメですね。私は好きです。
まじでスクリューボールコメディ。

時代が求めるような慎ましく聡明な女性ではなく、変人で突発的な行動をするヒロインだけれど 強烈に惹かれる。

"君に感謝してる
僕の人生で最高の日だったから。"
二兵

二兵の感想・評価

4.8
『リオ・ブラボー』『赤い河』で有名なハワード・ホークス監督、キャサリン・ヘプバーン、ケイリー・グラント主演。

こんなに古い時代のコメディーなのにめちゃくちゃ面白かった!前半若干退屈ではあったが、中盤からの怒涛の展開には、ずっと笑いっぱなし。

キャスト全員が高い演技力を持っていること、名匠によるテンポの良い演出と編集による、所謂スクリューボール・コメディー(おかしな性格の男女が争いながらも恋に落ちる喜劇)の傑作であり金字塔。

タイトルは最初「?」だったが、豹の名前が『ベイビー』だから『赤ちゃん教育』なのね(笑)。

とにかくコメディー映画を観てこんなに笑ったのは久しぶりである。大げさでなく、今までの人生で見たコメディーの中でも最高の作品の一つかもしれない。三谷幸喜辺りも影響を受けていそう。

圧巻はヒロインを務めたキャサリン・ヘプバーンの演技で、歌う、怒る、泣く、川に飛び込む、豹と格闘すると見る者を惹き付けてやまない、凄まじい動きを見せる。これはもうある意味アクション映画だろう。

皆さんのコメントを読んでいるとこの映画に対して賛否両論、否定的な人も結構居るのに驚く。否定的な人の意見の大部分が『キャサリン・ヘプバーンのキャラが、やかましい、或いは狂人的すぎて着いていけない』というもの。たしかにクレイジーだったが、コメディーだと割り切れば、彼女のウザいキャラクターも、ナンセンスかつ不条理な展開も全て受け入れられる様に思う。

とはいえ「絶対ダメ!受け付けない!」という人がいるのも理解はできる。あらすじだけ読んでも意味不明だし…。しかし、私の様にハマる人には確実にハマる作品だと思います。アメリカ人はこの作品を観たら大爆笑するらしいし(笑)。

好きなシーンがいっぱいあったが、中でも豹を捕まえる際にいちいち歌を歌いはじめるスーザンがツボだった。

また、豹と犬(両方とも本物)が争うシーンや化石が崩壊するラストシーンなど、地味に結構凄い撮影をしているのにも驚かされる!

笑い過ぎて疲れるくらいの凄まじいパワーを持った作品。元気を出したいとき、テンションを高めたいとき、また見直そうと思います!!
ち

ちの感想・評価

4.2
古典ハリウッド喜劇の枠組みの中で、森の中のロケーション撮影だったり、動的な要素の充満、または暴力的な場面展開でストーリーラインを希薄化させていたりと、やけに“新しいな”という感じがします。ここまで不条理な映画もなかなかないと思うんですけど狂気的な笑いを生み出しているという点では映画の器の広さを感じさせる作品でもあったかな。
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