ショウコ

クリスティーンのショウコのレビュー・感想・評価

クリスティーン(1983年製作の映画)
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めちゃくちゃ面白くてずっと涙目でした😢嫉妬深くて不死身のメンヘラ女(アメ車)に魅せられた童貞がカッコ良く調教される話

ボディに傷をつけたりシートに煙草の灰を落としたり…デリケートなクリスティーンちゃんに酷い事をすると倍返しどころか執拗に追われぶっ殺される。ボンネットで噛み付いたり普通に轢くだけじゃなく、窒息させたりシートで圧殺したり爆殺したりとバラエティ豊か。やられっぱなしじゃ女が廃る

鉄の乙女は立ち直りだって早い。クソヤンキー達にフロントを割られベコベコにされたって自分の力で新車同様ピカピカに戻ってしまう。ここのシーンがもうたまんなくて…。童貞くんの呼びかけに応じる様にライトが点灯するんですが、その瞬間の「カキィーーン!」って音がダイレクト脳幹シェイクしてきて謎の涙に目うるうる…眩しくて大変でした。ウルトラマンの変身音にちょっと似てる🤔
ボディ再生は、内側から圧縮してペチャンコにする映像を逆回ししたんだとか。素晴らしい視覚効果!

弱った女は狙い目である。あんだけの再生能力を持ちながらボロボロ状態で放置されていたのも、きっと庇護欲をくすぐって新しい男を捕まえるためのフリだったのでしょう。演技力だって強力な武器なのです




ずっと童貞くん目線でも良かったんだと思いますけど、徐々におかしくなっていく彼を止めようと頑張る親友くんにメイン視点を置いたのが高ポイント。対比が際立つしクライマックスの応援にも力が入る。ブルドーザーに乗り込む所とかテンション上がってどうにかなりそうでした🤯今観るとあと一歩盛り上がりが欲しいところですが83年作品にこれ以上を求めるのは流石に贅沢か

台詞の無いクリスティーンちゃんの気持ちを代弁するかの様にカーラジオから流れるオールドロック。これもシーンに合わせて選曲されています。大体「重すぎる愛」が歌詞になってるので調べてみると面白いですよ
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