議員暗殺の証拠をたまたま手に入れたことからNSAに追われることとなった弁護士が、元NSAの男の助けを借りて陰謀に立ち向かう、サスペンスアクション。
ウィル・スミス、ジーン・ハックマン、ジョン・ヴォイト、トニー・スコット、ジェリー・ブラッカイマーが名を連ねるだけあって、さすがの面白さです。
ド派手な爆破や手に汗握る逃走劇、一発逆転のラストなど、エンタメ作としての完成度はとても高いですが、一方で監視社会への警鐘を鳴らすという意味でも価値のある作品です。20年前の作品ですが、古さを感じさせない監視ぶり(携帯電話は古臭いですがw)に震え上がります。主人公の社会的信用を徹底的に落とす策謀はイヤですね。どのくらい現在の監視技術が進歩してるのかは分かりませんが、監視社会恐ろしや…
ウィル・スミスはもちろん、ジーン・ハックマン演じる元NSA諜報員の男がかっこよかったです。外界から隔絶されたコンピュータールームとか、隠しアパートにお金とか色々隠してたり、機知に富んだキャラで男心をくすぐるプロフェッショナルぶり。
ハラハラドキドキの傑作サスペンスアクションです。自信を持っておすすめしたい一本!