いい国作ろう鎌倉幕府は1192年では
なく、今は1185年が常識らしい。
聖徳太子は、厩戸皇子と呼ばれ、
仁徳天皇陵は、大山古墳と呼ばれている。
そう言えば、冥王星が惑星じゃかった
時の驚きは凄かった。
この作品を観た時は、行き過ぎた
監視社会にこえーな、と思っていたのに
今や、ニュース番組で普通に、
防犯カメラやドライブレコーダーの
映像が流れ、犯行現場から防犯カメラ
だけで、容疑者の家までの足取りを
追える世界になって、僕たちは
何故かそれを、どこか他人事のように
受け止めている。まぁ、それよりも
スノーデン氏の告発で事態はもっと
シャレにならない世界になっている
ことを知ることになるんだけどさ。
メン・イン・ブラックを観た後、
録画してあった今作を観る。
トニー・スコットのスピード感ある
映像と、ウィル・スミスの躍動感が
作る、逃走劇がハラハラして楽しい。
9.11以前。まさかアメリカ本土が
テロの攻撃に遭うなど思っていも
いなかったでろうハリウッドが作る
監視社会を作ろうとする国家機関の
暴走に巻き込まれてたひとりの弁護士の
闘いを描く。
けっこうひどい目に遭うウィルに、
謎の男を演じるのが
（カンバーセーション盗聴）の
ジーン・ハックマンなのもいい。
ウィルの妻を演じたレジーナ・キングも
なんかいいんだよね。
相手はこれまた小憎たらしい
ジョン・ボイド。ジョン・ボイドの
部下を演じるキャラクターもみんな
魅力的だ。特に機械のように任務も
遂行するバリー・ペッパーと、
笑いなしの気持ち悪い奴を演じる
ジャック・ブラックが強い印象を残す。
twisted。ラストもいい。
ウィルが逃げる逃げる。
鈍臭さのカケラもないウィルの
逃走劇はそれだけで面白い。
端的に言うと、活きがいい。
