ニトー

エネミー・オブ・アメリカのニトーのレビュー・感想・評価

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)
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予想より面白かった。いや、なんというかともかくかっこいいんですな。

オープニングのちゃかちゃかしたモンタージュとか、劇中ひっきりなしに行われる追跡劇も、盗聴や衛生からの情報をやりとりして主人公であるウィル・スミスを追っていくのとか、ともかくかっこいい。

なにげに前半の伏線がちゃんと生きてくるあたりとか、NSAにぶつける相手としてのFBIとか巨大な組織同士のパワーゲームみたいなものが働いているのだろうと考えるだけで脳汁がドバドバ。

あとジーン・ハックマンの使い方がもろに「カンバセーション…盗聴…」オマージュ、ていうか金網のシーンとかモロすぎて遊び心のようなものが見えたりしてそのへんもすごいポイント高い。
ウィル・スミスはちょっと軽すぎるきらいはありますが、娯楽映画としてはアリなのかもしれません。

エドワード・スノーデンやらのことを考えると、実は20年前のこの映画は今見るとかなりタイムリーでもありますね。
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