社長シリーズ28作目。シリーズでもだいぶ後半の作品。東宝としてはだいぶ金をかけ、当時売り出し中のスターを並べているものの、シリーズ末期のさびしさを感じさせる作品。
かつてのレギュラーメンバー、三木のり平も、フランキー堺も、今作以降出てこない。なにより、このシリーズの主人公のひとりである、小林桂樹が、役職が上がって社長秘書ではなくなってしまった(という設定で)、ほぼストーリーに絡んでこない。
司葉子におよんでは(タイトルシークエンスで3番目にクレジットされているにもかかわらず)冒頭の5分くらいしか出てこない。