ドラッグの売人からそろそろ足を洗おうと計画しているある男。
でも男の最後の仕事はあれよあれよという間にとんでもない方向へ動き出して行く。
「007」でブレイクする前のダニエル・クレイグが色々と魅せてくれるし、登場人物も豪華です。
壊れたサリー・ホーキンス、怒らせたら怖いチャラ男のベン・ウィショウ、相変わらず男前のトム・ハーディ、校長先生じゃないマイケル・ガンボン。
裏社会のあるあるで、騙し騙されて話は進むけどコミカルにテンポ良く流れて行く。
賢く上手に立ち回っている様に見えて、普通の男と同じ様にヘマしちゃうダニエル・クレイグが人間らしくて良い。
そして彼はやっぱりスーツ姿が美しい。
頂上に立たないと苦労は報われない、それがレイヤー・ケーキ(階層社会)。