1977年に製作されたウディ・アレン監督・脚本・主演のラブコメ映画
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アカデミー賞作品賞・主演女優賞・監督賞・脚本賞の4部門を受賞した
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数多のウディ・アレン作品の中でも一番人気と言われているだけある作品
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40代のアレン監督が今と比べてめちゃくちゃ若いから、若いヒロインといちゃついても違和感がない(笑)
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しかもアニー・ホールを演じてるのが、実際に恋人だったダイアン・キートンなんだから違和感がないのは当たり前
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別れてからも何度もアレン作品に出演してるのを観ると、この「アニー・ホール」という作品のアルビーとアニーの関係こそ、リアルな2人の関係に近いんだろうなって思う。
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この作品の前まではコメディばかりを書いていたウディ・アレンが、新境地を開拓し、現在までに至るアレン節とも言えるスタイルを確立したのもこの作品。
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アレン監督って登場人物を自己投影したキャラクターにすることが多いけど、この作品のアルビーはまさにウディ・アレンそのもの
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そしてダイアン・キートンの本名からホールと彼女のニックネームのアニーをとって「アニー・ホール」というヒロインを描いたことから、かなりプライベートな作品と言っていいのかもしれない。
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数々の賞を受賞した作品なのに、ハリウッドを相手にしてないアレン監督は、アカデミー賞の授賞式に参加してないっていうんだからポリシー感じるね
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アカデミー主演女優賞を受賞したダイアン・キートンの演じるアニーは、ちょっと変わっていて可愛らしくて素敵だった
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ダイアン・キートンがアレンジしたアニーのファッションは「アニー・ホール・ルック」と呼ばれ、70年代後半に日本を含め世界的に流行した。
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脇役でサイモン&ガーファンクルのポール・サイモンやクリストファー・ウォーケン、シガニー・ウィーパー、トルーマン・カポーティなどバラエティ豊かな有名人が出演している
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人間って生き物は、非理性的で不合理な恋愛ってものにどうして夢中になってしまうのか?
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アレンとダイアン・キートンの演じるアルビーとアニーを見ていれば、その答えが少しは理解できるかもね