「地上より大霊界」と改題されているVHS版を鑑賞。
生まれながらにお尻に“怨”の痣がある少女と、生まれながらに声を出すことができない少年が、砂の中から見つけ出した小舟に乗って千年前に遡り、自らの運命と対峙する。
丹波哲郎率いる儀式集団があまりにもカルト過ぎる。仮面を被って得体の知れない倒錯行為に及ぶのは、アイズ・ワイド・シャットの秘密結社を思い出したりもした。
終盤は、丸坊主で全裸の男女っていう被写体が強過ぎてどのカットも強烈なインパクトだった。
冒頭の丹波哲郎の映画紹介VTR、最後の最後で“使命”と“宿命”間違えちゃってて笑った。尺が長いから撮り直しもしなかったのかな?