コンタクトの広島カップのレビュー・感想・評価

宇宙からの声を捕らえようとする人の物語。
何機もの巨大なアンテナに斜め上空を見上げさせている画が「私は待っている、あなた達を待っている、どうかやって来て声を聞かせて」と主人公の宇宙への熱烈な愛を表現しています。

本作は声を捕らえる前と後で展開が大きく替わりますが、後半はどうも大仰になってしまっていただけませんでした。
ゼメキスだからしょうがないのかもしれないけれど、もっと詩情を感じる方向にしてもいいような作品でした。
星の声を聞こうとするなんて素敵な話ではないですか。