『どうぶつ奇想天外』
前作、マダガスカルに行くまで静かな映画だったのとは裏腹にミュージカルギャグアニメーションとしての路線で行くことに迷いなし。I like moving,moving.の劇中歌としての中毒性と偉大さがよく分かる。
もはや動物が人間で、人間が動物なんじゃないかと思うほどの動物の賢さ。ペンギンズの人間への皮肉っぷりは最高。
冒頭からのノンストップぶりはドラッグの領域に入っていて、全てのギャグを拾うことなんて不可能なんじゃないのか。3DCGアニメーションの表現についても前作から大いに進化していて、動物たちの毛並み、顔の表情の豊かさ、動き、全てが動物たちによる人間へのドラッグのように思えてしまう。