もじゃ

悪魔のいけにえのもじゃのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)
4.0
「もう帰りましょう…?」

ホラーの原典たる伝説的名作。若者5人が立ち寄った家屋で覆面男に襲われた!生き残れるか?

テキサス、アメリカって恐いなって。だだっ広く目の届かない土地でどんな異常者が育ち、潜んでるかわならない。序盤のヒッチハイカーからクレイジーな世界へ踏み込んだことを示唆する。
怪物、レザーフェイスの登場からの残酷シーンは音楽や画角もあまり映画的に演出されず、ある意味淡々としている様が恐ろしい。静かで唐突。
終盤の食卓シーンのあまりの異様さは表現しようもなく、これは見ていて良いものなのか…?と思わせる。

今見てみるとレザーフェイス登場は意外に遅く40分くらい。そこからもの凄い勢いで若者が蹂躙されていき、上映時間は短い。この構成や展開が練られたものなのかはわからないけれど、シークエンス毎に印象的・ショッキング過ぎるシーンがやって来る。

知らない家に入っちゃいけないな、っていう作品。
もじゃ

もじゃ