このレビューはネタバレを含みます
制作当時のことを考慮して
良かった点
・グロテスクな家具や小物などの作り込みが良い。生きた鶏の存在は生贄や悪魔といったものを連想したりなど。
・ホラーの中でも珍しく殺人鬼に人間味があり、おどおどする様子、驚く様子、屠殺と家事とパーティ用とでマスクも服も着替えるなど、愛嬌が湧く。
・迫真の絶叫や、(制作側が疲労で狂ってたのもあってか)狂気のようなカメラワークが長々と続いたり、冗長すぎるくらいの展開がリアルさを醸してくれたと思う。
気になった点
・最近のホラーに慣れてしまっているせいもあってか、テンポが悪く見えてしまうのは仕方ないか。
・絶叫が長すぎるくらい続くので本編とは別な不安感や不快感があった。