もじゃ

セルラーのもじゃのレビュー・感想・評価

セルラー(2004年製作の映画)
4.0
「二度と俺に電話しないでくれ」

金髪美人ママが誘拐されたけどなんとか電話が繋がった!彼女は助かる?犯人の目的は?

携帯で話しながらの運転は危険。
軽薄な若者がなぜかカーチェイスを頑張っちゃったりする。動機が無責任で軽薄で彼女に振られた自分を挽回、みたいにしてるのが雑で笑える。
んな訳あるかーい的な展開連続で現実感は無いけど楽しいアクションエンタメ。あぁ携帯が切れちゃうー的なスリラーとして面白い。ノンストップでギリギリなのが一時期のハリウッド・アクションぽい。「スピード」みたいな。

キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、ジェイソン・ステイサムなど豪華キャスト。旧バットマンのヒロイン、キャプテンアメリカ、トランスポーターだもの。
BMWを奪われた弁護士はドラマ「SUITS」のルイス(笑)

駆け抜ける95分。誘拐が5分ほどで起こる話の速さ。ルイスが協力を決意するのがターニングポイント。飽きさせない中盤。ちょっとクサイぐらいのベタなクライマックスと解決。ラストも洒落が効いてる。やや古臭い気もするけれど良作。

携帯電話ネタでこんなにいけるのか、っていう作品。
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