カナザワ映画祭フィルマゲドンにて鑑賞。
江戸川乱歩の作品の映画化、知らなかった…
フィルマゲドンの二日目奇形族での上映。
これ、ついぞ最近までDVDにもなっていなかったのですね。
乱歩の世界観云々よりも、目を奪われたのは土方巽の存在感…
舞踏家の方とは後で調べてわかりますが、恐ろしく研ぎ澄まされた肉体に爛々と光る目、まるで野生の動物のような佇まい…
踊りからも目が離せない、土方巽組の皆さんの体を張った舞踏も、もうある意味凄さしか感じない。
明智小五郎出ますけど、地味で完全に添え物感しかないです(せめて天地茂さんなら…)
なぜなら初代コロンボの声優のイメージの小池朝雄さんがこんな際どい役で出ていたり、由利徹さんと大泉棍とかコメディと色が強すぎて、それはもう明智小五郎も霞みます。
最後のあれは、ああ、この作品がカルトと呼ばれるに値しますね…
でも不思議に魅力的なのですよね。女優さん綺麗ですし。
機会を与えてくれた、小倉昭和館と映画祭に感謝。