siorinn汐鈴

ジョジョ・ラビットのsiorinn汐鈴のレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.8
ジョジョ演じてる男の子可愛いなぁ…
お母さんがスカヨハというのもうんうん、わかります、とっても可愛い親子。

しかし、ワティティ監督、なかなかにやり手なのは、実際のこの時代のドイツを面白おかしく、出演者たちの演技でコミカルに仕立ててあるけれど、実際は…(アドルフに告ぐ、だよね)

ジョジョがアドルフ君と話してるの、若女将は小学生をちょっと思い出したけれど、自分が作り出す幻影というか、大人になる過程で出会うマボロシとでもいうのか…

ハッキリくっきり、残虐なところを描かないことや、母親とのあるものの演出だったり、ちゃんと伏線を貼ってそれを綺麗に回収して、胸に響いたなぁ…

臆病であることはなんら恥ずかしいことではないんだよね、生きている、それが素晴らしい。人の命を奪ったり、その存在を貶めたりすることが何倍も恥ずかしくて人としていけない行為なのよ…

サム・ロックウェルは前からいいけれど、この作品では「スリービルボード」に負けず劣らず良い、ますます好きになってしまったではないか…
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