マットとチャンベの共演というだけでも熱いのに、
それに絡めてフォードが舐めた辛酸、
敵は外にあらず、実は・・・という今の会社構造にも当てはまる関係など、いやいやこれは働く人の多くが「いやわかるわ！」と思える内容でした・・・
7000rpm over、音速の世界、これはもう絶対に絶対に劇場で体感していただきたい。
この舞台になった試合結果を知らなかった自分は思わず手に汗握って応援、レースのシーンのある場面では私は思わず一人小さくガッツポーズしてしまいましたよ・・
チャンベはこういう頑固一徹、一つのことに熱中して狂おしいまでに何かに打ち込む役柄、本当にうまいなあ。
それを見守りつつ静かに、時に手も出しながら友情をはぐぐむマット・デイモンもこれまたいいんですよ・・・
色々素晴らしい評価や本当のフォード社やフェラーリのことも読みましたけれど、それはそれ、これは純粋に映画として楽しませてもらったことに感謝。
映画館の隅で、「ジェイソン・ボーンとブルース・ウエインの取っ組み合いなんて！！」と悶えていたのは自分くらいだとは思いますが（苦笑）
チャンベ演ずる、ケン・マイルズの息子役の男の子が可愛かったな・・・
