ここ数年、好きな監督作を観ていると「強いメッセージ」を鈍い私でもひしひしと感じることが多い。
昨年末のケン・ローチ、一昨年の是枝さん。格差とそれに無関心な人々、国家に対する怒り…
人それぞれに受け取り方は違えども今回のポン・ジュノから私宛に届いたメッセージは「幸せって何?それはどこにある、お金があれば幸せ?」というものでした。
寄生して得る幸せ、抜け出すことに必死な一家と寄生される富裕層家族…
よくできていて前半は笑い、後半の苦さ、恐ろしさ。
人の限界値というものも同時に考えさせられましたよ…
あの人の扱いは気の毒で…いいキャラだったのになぁ。