siorinn汐鈴

ある女流作家の罪と罰のsiorinn汐鈴のレビュー・感想・評価

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)
3.2
自分にとってメッリサ・マッカーシーは、明るくてゴージャス、いつも笑いに包まれた人気者。
これが・・・
いや最初同じ人物だとは思えませんでした。
暗い面持ち、オーラをすべて消し去った控えめすぎる演技、下から見上げるようなどこか相手を探るようなまなざし・・・

実話ということなので派手さもなく、ひたすら「人の嫌な部分」「見られたら死んでしまいたくなる(自分なら)汚さ」をひたすら見せつけられ、
人と付き合い、生きていくのが下手な人間の落ちていく様・・

決して見ていて楽しい作品ではないのですが、自分の内側に問いかける作品でした。

それにしても、これが劇場公開されない福岡、悲しすぎるわ・・・
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