自分にとってメッリサ・マッカーシーは、明るくてゴージャス、いつも笑いに包まれた人気者。
これが・・・
いや最初同じ人物だとは思えませんでした。
暗い面持ち、オーラをすべて消し去った控えめすぎる演技、下から見上げるようなどこか相手を探るようなまなざし・・・
実話ということなので派手さもなく、ひたすら「人の嫌な部分」「見られたら死んでしまいたくなる(自分なら)汚さ」をひたすら見せつけられ、
人と付き合い、生きていくのが下手な人間の落ちていく様・・
決して見ていて楽しい作品ではないのですが、自分の内側に問いかける作品でした。
それにしても、これが劇場公開されない福岡、悲しすぎるわ・・・