siorinn汐鈴

1917 命をかけた伝令のsiorinn汐鈴のレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.0
ああ…心臓がドキドキ…
伝令兵が命令を受け入れてから、危険な地域を抜けて伝令を届ける…

言ってしまえばそれだけなのに、伝令を受けてから二人の気持ちの動き…届ける道中での互いのことを知り、見ている私たちも彼らは今でこそは戦場にいるけれど、それまではごく一般の人であったことをそこで気づかせる…

なぜそこにいかなければならなかったのかを考えさせるのです。

美しく花が咲き実のなる木を見て故郷、そして家族を思う心、やはり戦争はいけない…

戦争、戦場物ではあるのだけれど、地獄絵図のような部分や宗教的なものも感じるような…

ワンカット風に撮影された映像からは緊迫感と主人公への同調感、全く目が離せないから終わった後の脱力感が。

それにしても英国俳優好きな自分には、コリン・ファースにマーク・ストロング(キングスマン!!)アリンダリュー・スコットにカンバッチ(シャーロック、モリアティー!!)と一人劇場でニヤニヤしてました…
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