このレビューはネタバレを含みます
ブラザー仁義武インアメリカ
北野武脚本監督。
音楽久石譲、衣装山本耀司(必見)
アメリカに行って北野アクションを撮った作品。
アメリカからオファーがあったのか?
海外のスタッフと俳優でやりたかったのか?
海外に行った本意がわからないし、行った良さがわからなかった。
が、オマーエプスや寺島進の純な仁義。オマーエプスがでている所が、特色かも。
タケチャンの名台詞
「ニョロニョロジャップぐらい、言えよばかやろう」等
見所あります。
逆に普通のヤクザ映画。若干豪華なブイシネっぽくもみえた。
「菊次郎の夏」からかな?
僕の勝手な妄念だが、作劇と演出、製作日数の壁にぶち当たっている気がする。
武監督の中に迷いが見える。
初期の無意識のフィルムをつなげたような感性が乏しくなってきた。
テレビに出突っ張りの武監督だが、僕の予想あと3から5本でわないかな?思う。(この予想外れる。)
脚本をしっかり書いた「キッズリターン」「座頭市」のようにタケチャンに時間を与えて欲しい
と願うつまらないファンより!
2009年3月13日 22時50分レビュー
追記
レビューやや消極的ですが、かなり見た時 普通な映画でびっくりしたのと、初期キタノブルー作品をこよなく偏愛する私は、むむむと思ったわけですね。
本作らへんから普通にシネコンでタケチャン映画がかかりはじめます。
海外にまたでるなら「タケシィズ」や「ドールズ」のようなテイストをハリウッド俳優でやってほしいと思うキタニストです。