孤児院から引き取った娘エスター。9才なのにやけに落ち着いて、色んなことをよく知っている賢い子だけど、どこか変。ミステリ―風にゆっくり静かに動き出すストーリー。
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彼女の本性を二人の子供はすぐに気づくのだけれど、脅されて黙ったままだから、親二人はなかなか気づかない、何と歯がゆい。事件が続いてやっと母親はおかしいと気づくのだけど、父親は最後まで気づかない。男親は娘には弱いのかなぁ、アホだねぇ、などと悠長な感想を持つ余裕はほとんどないほど怖いよ～。バン！と突然音だけで脅す演出が時々あったりして、心臓に良くないです。
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と言いつつも、実はしっかりその世界に引き込まれて、秘密が明かされるとその異様さに戦慄を覚える怒涛の展開で、なかなか怖オモロかったです。終って見れば突っ込み所満載なんだけど、そこは言いっこなしということで。
