イライライジャ

ごめんのイライライジャのレビュー・感想・評価

ごめん(2002年製作の映画)
3.9
小6の少年が授業中に勃起しておしっこ漏らしたと思ったら射精してたというところから始まる精通と初恋と成長のジャパニーズ青春ムービー。
舞台は大阪で全編大阪弁なんだけど主役の男の子や友達やヤンチャなガキ含め大阪人としてはリアルすぎて懐かしくて震えた。2002年の映画だから当時小学生の私はドンピシャに時代を感じられた。
恋した相手は中学2年の女の子。
小6から見た中2ってとんでもなく年上のお姉さんなんだけど、アピールしまくる主人公が最後にはめちゃめちゃカッコよく感じる。敬語で話してたのに「今のキスなん?」とその瞬間だけタメ口になるのキュンとした。
自転車で大阪から京都まで長回しで走るシーンの演技かなりリアルだなと思ってたら本当に長距離走ってるらしくて疾走感溢れまくってた。ラストも含め素晴らしい映画だった。これはもっと知られるべき。