とし

大帝の剣のとしのレビュー・感想・評価

大帝の剣(2006年製作の映画)
2.0
阿部寛が主演の、SF時代劇です。

宇宙から飛来したオリハルコンが3つに分かれ、地球に落下。阿部寛が演じる源九郎はその一つである大帝の剣を持つ侍で、3つのオリハルコンを集めると絶大な力を得る事が…って始まるんだけど、いきなり宇宙船が落下して来るわ、宇宙船から液体宇宙人が出て来て人間乗っ取るわと話がグチャグチャ。なんだ、この厨二病的なストーリーは!よくこんな企画、通ったな!

途中で出て来る黒木メイサ演じる牡丹も、何がしたかったのか分からないし、話の粗筋をナレーターの江守徹が語るだけってのもどうかと思うし(説明は全部ナレーター任せで、劇中では説明不足過ぎ)、エンディングも意味不明。一体、何がしたかったのか、そして彼らはどうなったのか、誰か教えてプリーズ!!

源九郎の祖父が黒人だとか…どんな設定なんだって感じですねぇ。源九郎、道理で日本人離れした顔…ゲフンゲフン。しかし、何故 祖父は大帝の剣を持っていたのか。そして、そんなの持っているのに、奴隷のような扱いで日本にやって来たのか。全部謎です。謎、多過ぎ!

全体的に、特撮寄りの作品なのは、さすが製作が東映だけの事はあるな…(笑)。

事あるごとに源九郎が「面白え!」と笑うんですが…「何処が?」って素で毎回ツッコミ入れたくなっちゃいましたよ(笑)!!
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