志麻凛

タイトロープの志麻凛のレビュー・感想・評価

タイトロープ(1984年製作の映画)
2.5
“腕”が凄い訳ではなく、“アソコ”が凄い刑事が主人公。ド派手なアクションは無いので、至って普通の刑事に見えてしまい、ワンナイト描写が顕著に目立ってしまっている。そういう事で、前述したような主人公だと私は解釈しました。行為シーンは、作中にはありませんでしたが。(初っ端、下ネタすみません)

そんなジゴロ的なオーラが漂う主人公(ウェス・ブロック)をクリント・イーストウッドを演じる。ウェスはある殺人事件を担当する。その後、捜査をするにあたって関わる女性もその殺人事件の犯人によって殺害されてしまう。果たして、犯人を追い詰める事が出来るのか…

そんなお話。正直に言うと面白くなかったです。娘を守りたいのか、女性との関係を保ちたいのか、はたまた両方か。ブロックの芯がブレブレで、作品として見ずらい印象を持ちました。娘か女性との関係か、どちらかに振り切って描いた方が、芯が通って見やすくなったのではないでしょうか。

唯一好きだったのは、犯人の格好。様々な仮面を被って殺人を行うさまは、見ていて面白かったです。子供の恐怖になりきるペニーワイズに近いものを覚えました。

イーストウッドの娘さんも登場し、お!となりました。「運び屋」での彼女も美しいけれど、今作は今作で可愛らしかったです!息子といい、娘といい、美男美女すぎるんやぁ〜 ヤァ~(やまびこ)
志麻凛

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