グラビティボルト

ミスティック・リバーのグラビティボルトのレビュー・感想・評価

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)
4.2
あの日、あの時、あの場所に生涯囚われた人々のお話。壮大な鬱の塊。
最大の被害者であるティム・ロビンスと妻がリビングで吸血鬼の話をする場面は距離の詰め方や照明など諸々から怪奇映画の装いを感じる。
ジョー・ペシの背中にある十字架の刺青を魅せるタイミングが意地悪。思えばイーストウッドはいつも意地悪だ。