ティム・バートン原案原作による、独創的な物語「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」！
ハロウィンとクリスマスの世界を掛け合わせた、ダークだけど華やかでどどこか愛らしい不思議な世界観に一気に引き込まれた！
オープニングの曲から最高！！
寝る前にさくっと見れそうって気軽に見始めたら、めちゃめちゃ良くてびっくり。
思わず巻き戻して最初からしっかり見直しました。
ストップ・モーションアニメっていつみても凄い技術でびっくりする。
静止画をひとコマひとコマ撮影して繋げて動かすって相当な労力ですよね。。。
本作はデジタル加工もされていますが、独特の味わいがある作品です。
手作りの温もりみたいなものも感じるし、ディテールも凝っていて、果てしなく繊細なアートの域ですよね。
表情も豊かだし、柔らかいものの表現とか(博士の脳みそとか)どうやって撮影してるのか。。。凄い技術だ。
ちらっと調べたら、微妙な表情の変化を表現するために主人公ジャックの頭部は数百パターンも用意されていたそうです。すごすぎ。
同じディズニーのストップ・モーションの「フランケンウィニー」も見たことあるけど、本作のほうが世界観がたまらなく大好きでした。
今見ても全く古さを感じないし、お洒落で絵本の世界が動いてるみたいでひとつひとつのシーンが見ていて楽しすぎる！
何年か前のハロウィン時期にディズニーランドに行ったとき、ホーンテッドマンションが「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」モチーフになっていて、当時はクリスマス映画なのに？ってわかってなかったけど、本作はハロウィンからクリスマスの間のお話だからだったんだなって今更気づいた。
(ちなみに、ホーンテッドマンション・ホリデーって言うらしく、ハロウィン時期の恒例みたいです。)
毎年同じことの繰り返しで単調なハロウィンにむなしさを募らせていたハロウィンタウンの王様ジャックが、クリスマスタウンに迷い込んだことをきっかけにクリスマスに魅了される物語。
ハロウィンと違った陽気できらびやかな街並みに音楽、サンタクロースにプレゼント。
クリスマスを分析するジャック可愛すぎる！
サンタになりきって楽しそうなジャックも可愛い。
というか、ジャックって元々カボチャの王様だったんだ。。。
ジャックがウキウキでお届けした悪気のないハロウィン風クリスマは、サンタクロースを誘拐して乗っ取っちゃうし、プレゼントも不気味なもので子供たちを怖がらせちゃって失敗しちゃうけど、ハロウィンタウンに雪が降り積もり、空を見上げるとそりに乗ったサンタクロースがハロウィンタウンにもクリスマスを届けてくれた。
ハロウィンを祝福してくれたサンタクロースにジャックもクリスマスを祝福する言葉で応えるラストがすごく素敵でした。
