みかん

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハリー・ポッター、4作目!
宿敵ヴォルデモートがついに復活!

ヴォルデモートの蛇ナニギは、ファンタスティック・ビーストにも出てきましたね。
繋がってる!ってちょっと嬉しくなりました。

本作は、クディッチの大会とか、魔法のテントとか、魔法ならではのシーンが多めでめちゃめちゃ楽しい!
こういう明るいイベントや学校のシーンが一作目に続いてたくさん描かれていて、わくわくしました!
三大魔法学校が揃う講堂のシーンとか、ゴブレットの炎に挑戦を入れようと年齢線を越えようとしたり、代表選手の選抜とか、ドラゴンとの戦い、ダンスパーティとかも楽しかったー!
ただ、学校対抗戦って言うけど、個人競技なのはちょっと残念だったかな。
もっと他の生徒達も巻き込んで、チーム戦の盛り上がりが見たかったなと思いました。
ヴォルデモートの復活が近いと脅威を感じる中で、こんなときに試合してる場合かなって思わんでもないけど、ヴォルデモートの復活に備えるために、他の学校と交流し結束を固めておこうということだったのかな?
このあたり説明あったかな。よくわからなかった。

また、本作では学校のシーンが多いこともあり、ハリーが特別な子って感じが際立っていた気がします。
代表選手に選ばれたシーンで、ロンが嫉妬のような感情を持て余してる感じなのも、なんだか分かる気がします。
主人公だからって言っちゃえばそれまでだけど、あからさまに先生達のハリーの扱いも他の生徒より手厚い。
特にダンブルドア先生。
他の生徒の前でハリーを気にかけ過ぎてる気がして、ちょっとモヤモヤするとこではありました。
ダンブルドア先生はヴォルデモートとの因縁もありそうだし、ハリー自身と言うよりも、ヴォルデモートと対峙して生きているってことが重要って思ってる感じもしますが。

あと、何気に楽しみにしていたのが、ロバート・パティンソン!
バットマンでかなり好みな俳優さんだなって思って、ハリポタシリーズにも出てるって知って気になっていました。
セドリック男前すぎ。
そんな彼の突然の死にはビックリした。
ヴォルデモートの残虐性を表すためだろうけど、あまりにもあっさりだったので。
ここまで良い奴なんだから、これからも活躍するんかなと思ってたので、残念です。
というか、セドリックが死んで戻ってきて悲しむハリーに、よくやった二人とも戻ったって言うダンブルドア先生冷静すぎないか。。。他の先生もだけどさ。
お父さんか悲しむシーンはありましたが、生徒達も涙する人はいるものの誰も駆け寄らないし、セドリックの死があっさりに見えてしまいました。。。
ちゃんと弔うシーンはあったし、私の穿ち過ぎる見方かもしれないですが。

マルフォイもだんだん哀れに思えてきたな。。。 本作は全然活躍なかったから、今後に期待したい。
悪さするのはもちろんダメだけど、先生達も表面的に叱るだけで、話聞かんし、寄り添ってくれんよね。
そりゃグレるよなぁって、本作のちょっとしたシーンでも思ってしまいました。

本格的にヴォルデモートとハリーの因縁に踏み込み始め、ヴォルデモートとルシウスの関係も気になるしで、今後の展開が楽しみです!
みかん

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