みかん

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のみかんのレビュー・感想・評価

3.5
ハリー・ポッター三作目!

今更ですが、一作目と二作目は『ホームアローン』シリーズの監督クリス・コロンバスだったんですね。
本作は監督が変わってアルフォンソ・キュアロンとなっています。
それもあってか、本作は雰囲気が結構違う。
ちょっとホラーテイストになり、物語もダークで重くなってきました。
あと、ダンブルドア先生も本作から変わってます。
リチャード・ハリスが 亡くなってしまったとのことで、マイケル・ガンボンが引き継いでいますね。

本作は新たに登場したシリウスが特に良かったです!
ゲイリー・オールドマン素敵すぎる。
両親を幼い頃に亡くし、しかも両親の記憶も、亡くした真相もわからないしで、家族の繋がりがなく孤独なハリーでしたが、シリウスの存在は肉親ではないけど、父の親友であり自分の名付け親でもあり、家族に近いような存在だと思うんですよね。
一緒に住みたいとも言っていたし、ハリーの絶対的味方って感じで良かったです。
ロンやハーマイオニとは違う、家族に近い繋がりってのが良いよねー!
今後も出てくるんでしょうか?
期待したいです!

「忍びの地図」っていう、ホグワーツ内のどこに誰がいるのかを示してくれる地図が出て来て楽しかった!
死んだはずの人物の名前が表示されたことから、謎解きが始まる。
こういうアイテムわくわくしますね~✨
ちなみにこの地図に、『ファンタスティック・ビースト』のニュートの名前が載っているらしいって聞いてたけど、初見じゃ全然分からんかった。
巻き戻して、双子がハリーに使い方を説明してるシーンで確認できました!
こんな細かい仕掛け、見つける人はすごいや。
てか、ハリー・ポッターシリーズの頃にニュートって生きてる設定なんだな。
何歳なんだろ。。。

二作目はハーマイオニーが全然目立ってなかったけど、本作はしっかり活躍があったのも良かったです。
ハーマイオニーとハリーの絆も深まっていたし。
マルフォイは、まだまだただの嫌な奴でした。。。
分かりやすくハリーを意識しすぎだし、ライバルとも言えないくらいの存在感。
ダークサイドでもいいから、もうちょい彼の活躍もみたいです。

徐々に自身の出生や両親の真実に触れ、どう向き合っていくのか。
これからのハリーの成長が楽しみです!
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