彦次郎

東京オリンピックの彦次郎のレビュー・感想・評価

東京オリンピック(1965年製作の映画)
3.6
1964年東京オリンピックの記録映画。
ビルの解体からの始まりは雨の中を行進する学徒出陣の記録映像から20年にして戦争から平和への移行が完了した事を内外に示す意図もあったのでしょうか。
開幕から閉幕までの各種目を並べた映像が脚本家の意図によってドラマ性のあるモノになっているところが作品といえましょう。
個人的にはそんなに深い意図は読み取れませんでしたので100メートル走のスタート時の緊張感や東洋の魔女たちがギリギリのところで勝つバレーや円谷の必死さが伝わるとマラソンなどが印象的でした。
映像の迫力もありますが迫ってくるような音も体感できるところは凄いと思います。
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