もじゃ

コンスタンティンのもじゃのレビュー・感想・評価

コンスタンティン(2005年製作の映画)
4.0
「コンスタンティーン!」

悪魔や霊が見えるジョン・コンスタンティンは天使、悪魔、人間達の争いの中で生き延びられるか?

新感覚エクソシスト映画。DCコミックが原作らしい。元祖エクソシストからの影響も大きい。ストーリーがなんとも伝え難いけれど、オカルトな世界の中で、ジョン・コンスタンティンの生き様を描いている。きっとこの世は天使や悪魔の世界と隣り合わせなんだなって。

美しすぎる俳優陣。キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズは「チェーンリアクション」のコンビ。半天使のガブリエルはティルダ・スウィントン。悪魔側、バルサザール役も紳士なギャビン・ロズデイル。

序盤はジョンの仕事と生きる世界の説明。女刑事アンジェラの妹の死の原因を追うのが中盤で、これが主軸になる。決してわかりやすくストーリーテリングしてはいないのに見ていて苦じゃない不思議な脚本。映像はMV出身監督らしく、瞬間瞬間の映像が何かとスタイリッシュでどれも印象的。

どこを取っても味わえるな、っていう作品。
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