ロンドン王立国立美術館で警備員として働くビーンは、上司を怒らせてしまい厄介払いの為にアメリカのグリアソン美術館に学者として派遣されてしまう。派遣先のアメリカでも騒動を巻き起こすマヌケなおじさんビーン。ジェームズ・マクニール・ホイッスラーの名画『母の肖像』を巡って巻き起こる騒動を描いたドタバタコメディ。
イギリスドラマのアメリカ制作劇場版
コメディ作品なんだけど、ビーンの顔の表情や奇行が怖すぎてホラー並に怖い。そして、やらなくてもいい行動をするビーンにイライラするシーンが笑えるシーンより多い。
ビーンがいると何かしら問題が起きる疫病神のような存在だが、終盤にはそれを払拭するくらい奇跡を起こしまくる運の持ち主でもある。
終わりよければすべてよしを体現したかのような作品。前半はイライラしながら観ていたが、後半は楽しく観れた。
全体的にはクスッと笑えるシーンもあるが、そこまで面白いかと言われると微妙。
最後まで観るとビーンのキャラがなんだか憎めなくて可愛く見える。