
遍路の旅に出た老人・政夫は、道中で自らの過去を振り返っていた…。15歳の頃、病弱な母・きくの世話をするべく家にやってきた従姉の民子。政夫は彼女に淡い恋心を抱くようになるが、悪評が広がるのを…
>>続きを読む「人々に音楽を」と戦後の荒んだ田舎で巡業演奏を行った群馬交響楽団。今も活躍する彼らの創立時の奮闘を描く。作曲家の山田耕筰が本人役で出演し話題に。
志摩半島の西南端にある小さな港町に、嵐駒十郎一座が久方ぶりにやって来る。座長の駒十郎を筆頭に、すみ子、加代、吉之助など総勢15人は、知多半島一帯を回っている一座だ。この土地には、駒十郎が3…
>>続きを読むある静かな田舎の駅に、旅芝居の市川喜八一座を乗せた列車が到着した。四年ぶりのこの町は喜八にとってちょっと意味ありの町だった・・・。