お吟さまの作品情報・感想・評価・動画配信

『お吟さま』に投稿された感想・評価

hrt2308

hrt2308の感想・評価

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plus+松竹

1962年、田中絹代監督第6作目にして最後の作品。撮影は宮島義勇。

にんじんくらぶ製作、有馬稲子主演。

千利休(中村雁治郎)の義理の娘・吟(有馬稲子)とキリシタン大名・高山右近…

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主人公のお吟が情熱的、利休や母親、侍女はお吟のために一生懸命なのに右近がヘタレ。恋愛ものだと思ったら策略に利用されてる。せっかくドラマチックな話で俳優も一流なのになんか惜しい。田村正和が子供w

田中絹代監督作品。青色が美しい。
しっとりとした作品に仕上がっていて直截的な描写こそないものの千利休の娘、お吟と高山右近の禁断のロマンスが描かれる。
お吟を有馬稲子、高山右近を仲代達矢、千利休を中村…

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アノ

アノの感想・評価

3.0
溝口の系統の女の重苦しさは上手だけど、きっかけたる仲代達矢と有馬稲子のロマンスが弱い。
溝口みたいじゃないか。背を向ける、顔を背ける、視線を逸らす、それを追う、という動きが、しとやかに人物の感情の流れを可視化させている。

お吟の美しさと衣装の華やかさで最後まで見たが、高山右近とのラブストーリーはそこまで刺さらず。ただ田中絹代監督とのことで、女性が男性の下にいた戦国の世で己の愛を貫き通した女性を描くと言うのは、彼女なり…

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どう見ても子どもなのに顔と声は大人の田村正和が出てきて脳が混乱する。

冒頭から海も空もとにかく真っ青。そして登場する仲代達矢の着物も真っ青。映画全体で青が重要なのかなと思ったけどそういうわけではな…

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一番の敗因は、期待のしすぎ。そりゃ監督田中絹代や女優有馬稲子のポテンシャルを考えたら、100の期待が70ぐらいの満足度。そりゃもちろんこれでも十分いい出来なんだと思います。だけどその無難さが物足りな…

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monaminami

monaminamiの感想・評価

4.2
お絹さまが監督された、お吟さまフォーカスした茶の湯悲恋。仲代達矢のダメな方だったりネコちゃんもあまりハマってなかったようなどこかしら大河ドラマ的作品。
田村正和化するまえの坊ちゃんが萌える。
otom

otomの感想・評価

4.2

役者としての田中絹代の偉大さは言うまでもない。まんま悲愴って風な引かれて行く岸惠子の下りとか苦悩を秘めた晴天の淀川、更にはラストの盛り上がりと監督としての手腕もなかなかではある。ものの、全体的にやや…

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