田中絹代監督の作品を流れでまた観てしまった。
天才女優としての彼女のファンでもあるわけだが、監督作品はイマイチというのが僕は気に入っている。
とはいえ、最後の監督作品。
先日観た「流転の王妃」と同…
内閣総理大臣が一般家庭の主婦に、親父を死なせなたくなければ俺と寝ろ!と強要する物語だ。
ひでえ話だ。。
有馬稲子さんと仲代達也さんはまだご存命。
若い少年役で田村正和さんも観れます。
田中絹代…
田中絹代の一連の監督作、なんか再評価の兆しもあるようだけど、どれもそこまででもないというか、女優としての実力に比べると、まあ普通の映画かなというのが多い。
これも最終作だけあって気合い入りなのか、絵…
千利休の娘であるお吟が主役の物語。
父親譲りの言ったら聞かない気位の高さは良い。
ただ、自分を選んでくれないから我儘を言って引き留めて、相手の出方を伺うやり方は欲しいものは全て与えた親の教育なのか甘…
【束縛が恋愛を生む】
田中絹代監督作品。全6作ある彼女の監督作品の最後を飾る映画。神保町シアターの「田中絹代特集」にて。
豊臣秀吉が天下をとった時代の恋愛譚です。
キリシタン大名である高山右近(…
吟と右近のラブストーリーに徹しており、利休や秀吉への寄り道を避けている。成沢の脚本は、わかりやすい話にまとめているが、通俗的になる彼のクセが出ており、リメイク版熊井啓の依田義賢脚本の方を買う。それで…
>>続きを読む田中絹代監督の溝口健二作品系譜を継承する力作だが、にんじんくらぶ製作で致し方なかったかも知れないが、お吟に有馬稲子抜擢には違和感が拭えない。高山右近が仲代達也なら、「人間の条件」の新珠三千代が適任だ…
>>続きを読むplus+松竹
1962年、田中絹代監督第6作目にして最後の作品。撮影は宮島義勇。
にんじんくらぶ製作、有馬稲子主演。
千利休(中村雁治郎)の義理の娘・吟(有馬稲子)とキリシタン大名・高山右近…
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