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斬るのmingoのレビュー・感想・評価

斬る(1962年製作の映画)
3.4
ポスターかっこよすぎ、一際目立つ。
市川雷蔵ありきの時代劇。
どのレビューにも「お見事!」てあるように市川雷蔵が出てる時点で駄目な部分が見当たらない。しかし個人的には小林正樹の「切腹」みてしまったので、ラストで雷蔵様が切腹しなかったの萎えた。

おっ、その刀で腹に掻っ切るのか、よし、いいぞいいぞ、、、って切らないんか〜い、しかもそのまま「完」じゃねえよ!うそーん、剣三部作こんなのりで進むのかな、、、

簡単に今風でいうと、母ちゃんも妹も一目惚れした女性も死んでしまったので、わいは一筋に刀に生きるんや!ていうコミュ障イケメン男子雷蔵様のチャンバラ。

旅から戻ってきたら、「三絃の構え」ていう喉を狙った一撃必殺の技身につけてて、敵なし無双になるのうける。どないやねん。しかも誰一人救えてなくて、悩むのは良いけど勝手にじぶんに酔うのがいけすかねえ、、、でも雷蔵様はまじでオーラがある。
作家性はない、エンタメ時代劇。
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