ドルフィンキック

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

3.9
レンタルDVDにて、鑑賞しました。
「MOVIE大戦」お決まりの三部構成で、ディケイド編は、ストーリーに関しては、ツッコミ所や疑問が残る所が多くて、正直、イマイチでした。
「え~、これで、謎が解明されたん?」って言う感じで、唖然としてしまいました。
ただ、アクションに関しては、及第点でした。
冒頭のスカイライダーとディケイドのスピーディーな空中戦で、いきなり心を鷲掴みにされてしまいました。スカイライダーとの空中戦に、勝利したあと、スーパー1やカブトも、余裕で、倒されて、破壊されたり、巨大化したJまでも、ギガントとサイドバッシャーで、倒されたりと、もう、衝撃の連続で、ディケイドの圧倒的な強さに、度肝を抜かれてしまいました。
次から次へと、展開される、CG&肉体を駆使した、仮面ライダー同士のバトルは、どれも、とても見応えがあって、手に汗握りました。
ただ、見応えはあったものの、戦う理由が、分かり難かったので、見ていて、あまり、熱くなりきれませんでしたけれどね。
あとは、何といっても、広瀬アリスさん演じる、電波人間タックル・岬ユリコの登場は、「仮面ライダーストロンガー」(特に、後半のデルザー軍団編)のファンの者としては、感涙ものでした。
懐かしの電波投げはもちろん、蜂女との異色の対決で、炸裂させた、大技、「ウルトラサイクロン」は、昭和版の電波人間タックルとドクターケイトの戦いを彷彿とさせて、グッと来ました♪

W編は、ストーリーが、シンプルで、分かり易かったし、仮面ライダースカル・鳴海壮吉を演じた、吉川晃司さんの存在感が半端なくて、演技、アクション共に、カッコ良かったので、十分に、楽しめました♪
吉川晃司さんの身体能力の高さを活かした、ダブル(代役スタント)なし?の立ち回りは圧巻でした!!!!!
特に、吉川晃司さんの後ろ廻し蹴りは、お見事でした!!!!!
吉川晃司さんには、映画でも、Vシネマでも、良いので、是非単独主演で「仮面ライダースカル」を演じてほしいですね。
あと、「ジャッカ―電撃隊」が、もし、今後、リメイクされるなら、ビッグワン・番場壮吉の役は、是非吉川晃司の兄貴でお願いしたいですね。

二つの物語が一つになるラストバトルは、定番の仮面ライダー達が、手を組んで、巨大な敵に立ち向かうパターンで、無難に楽しめました♪