トジュンが殺したのか?それとも別に犯人がいるのか?そこにあまり衝撃は受けなかった。印象的だったのが、ハリを見た時のオカンの表情。
「ハリを落としちゃダメじゃないか」と言ったトジュン、ハリの缶を見つめるオカン。その場面なんだけど、単純にトジュンは落ちていたので拾って渡した。オカンはそれを見て、あのことを思い出した。最初そういう捉え方をしたんだけど、オカンの表情を見ていると、別の考えが浮かんだ。
「この子は…善悪が解っている。トジュンの心には闇があって、その闇が作り出したのがバカになること。5歳の時からずっと今までフリをしてきた…」
オカンはそんなことを思い、トジュンの闇に気づいたように思えた。
衝撃的だったのは事件の真相ではなく、やっぱりオカンのダンス。ぷすって、そんな都合の良いツボあるのか。異常なほど息子を溺愛するオカンの忘却ダンス‼このラスト凄いわ。