志麻凛

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲームの志麻凛のレビュー・感想・評価

3.6
前作はそこまで響かなかったが、今作はめちゃくちゃに面白かったです。パージシリーズと同じ理論。その理由としては、私の好きな列車アクションがあったこと!そこでの演出が、凄い最高でした。

狭い空間を用いてダイナミックに魅せることで、圧迫感の中に爽快感が入り交じり、結果として、気持ちの良い鑑賞をすることができる。ガイ・リッチー監督の思案か、それとも自然に出来た空間なのか。ホームズが仕掛けるトリックも若干だが、フリがあったので矛盾なく展開されました。

それで今作は、コメディ要素が光っているのもポイント。特に、“詳しい国名は伏せておくが、フランス語とドイツ語を話す国だ”という、ジョークの効いたセリフが好みです。在日日本人と同じ感覚のワードセンス。そしてそれとは違くて、必ずしもフランスとドイツと確定してないのも面白い。いつか声に出して読みたい映画ワードに認定です!まぁ、このハッシュタグ自体、「キラー・メイズ」以来使っていなかったので、コレから使っていきます。

ジュード・ロウのワトソン役が、やはり好きなので、直にやるらしい3作目の彼の演技にも楽しみだ。
志麻凛

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