ねまる

バレエ・カンパニーのねまるのレビュー・感想・評価

バレエ・カンパニー(2003年製作の映画)
3.5
バレエという芸術の美しさを徹底的に描いた
ロバート・アルトマン映画。

小学校の頃、友達の発表会とか観に行ったことあったけど、それ以上に触れたことはなかったバレエ。
オペラやバレエといった芸術はどうも高尚で、俗っぽくて子供っぽい私にはあまりご縁のない分野。

でもこの映画のバレエ演出には圧倒された。
物語は進むのだけど、バレエの舞台を映した映像も十分に描かれていて、
主人公が所属するバレエ団自体が一つの登場人物のよう。

スポーツと芸術の共存のようにも思えていたので、
堅苦しいのかと思ったけど、劇団のみんなでクリスマスパーティみたいなことをしていたり、
バレエ団の裏側を覗き見られたようで面白かった。
どなたが本当のバレエ団の人で、どなたが役者なのか全く分からないレベル。

映像で見て思ったのは、
バレエって筋肉なんだなってこと。
身体自体が全て芸術の一部。
筋肉がどう動くのか、その動きが美しい。
他のスポーツとも芸術とも違う。
これを体づくりからやって、演じる女優さんの凄さ。

あー、外国のお部屋ってなんであんなに素敵なんだろう!
1人で住むワンルームでもあれくらい広さがあって、キッチンやソファーも素敵ならいいのに!
ねまる

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