「10日間で男を上手にフル方法」の脚本家、バー・スティアーズが初監督をした2002年製作のアメリカの青春映画
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衝撃的なオープニングから始まる17歳の青春記。アウトローな青春に欠かせない、ドラッグ、セックス、恋、反抗心といったものが盛りだくさん。
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主人公といい、その家族から出会う人たちまで、どっかいかれた人たちばかり
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そんないかれた人たちのキャスティングが個性的かつ絶妙で面白い
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主人公イグビーを演じるのはキーラン・カルキン。
カルキン?って思った人の考え通り、「ホーム・アローン」のマコーレー・カルキンの実の弟。
キーランも「ホーム・アローン」にちょっと出演してた。
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イグビーの幼いときを演じたのは、キーランの弟のローリー・カルキン。彼らは7人兄弟なんだよね
この作品の演技は、高く評価された。はっきりいってマコーレー・カルキンよりいい俳優じゃないかな
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そして母ミミ役のスーザン・サランドン。
主演を張ってた時も名女優だったけど、近年の脇役での目立ちっぷりはハンパない。もう彼女が出てきた時点で当たりだと思っちゃうぐらいキャラが濃くて素敵
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クレア・デインズとかライアン・フィリップといったアイドル俳優だった俳優が、こういう映画で味のある脇役を演じてるのって、とてもいいことだね
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原題が「Igby Goes Down」っていうんだけど、映画の内容にぴったりの見事なタイトルなのに、「17歳の処方箋」っていかにも青春映画ですって邦題にしてるのが残念
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青春映画って音楽がよかったりすること多いけど、この作品でもThe Bandの「The Weight」をTravisが演奏してたり、Coldplayの「Don't Panic」を使っているなどセンス抜群
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青春群像と素敵な音楽の波に飲まれちゃってください