mingo

名づけてサクラのmingoのレビュー・感想・評価

名づけてサクラ(1959年製作の映画)
3.8
「2人目は1人目の色が混ざらなかったんだね」という今では考えられないコンプラ言葉、優しさ溢れる中原早苗ありきだけど女医高橋とよも院長役村瀬幸子も誰もサクラを救えない切なさ。そして狂ったようにスピードを加速する月丘夢路はラストのカタルシスへ向かうが東京までシウマイトラックでサクラを送り届けてくれる佐野浅夫がなぜかめちゃくちゃ良い味出してて痺れた。上映素材にクレジットが一切無いが助監督は神代辰巳らしい、良くも悪くも情感たっぷりに描くのが斎藤武市監督作っぽい。
mingo

mingo