囁きのwhisper

ロザリンとライオンの囁きのwhisperのレビュー・感想・評価

ロザリンとライオン(1989年製作の映画)
3.7
【渋谷TSUTAYA VHS回収】
猛獣の調教師を描いたなかなか珍しい作品。
トントン拍子で調教師の才能が覚醒し、いつの間にか彼女もでき、イチャつきがバレて追放されても新たな地で才能を発揮する、まさにラノベかと思うくらいの前半。
そこから一転して後半は本場のサーカスを舞台に、大量の猛獣たちを前にして甘さを突きつけられるような厳しい展開となる。

サーカスでライオンが火の輪くぐったりしてるのは知ってるけど、調教の段階はよく知らなかったので、かなり声を荒げてムチを叩くのは驚いた。でも人を襲う猛獣を手懐けるってのはそういうことなのか。

ライオンの目線に立ったようなダイナミックなカメラワークが素晴らしい。
ラストの薔薇を使った演技は非常にエロティックで、人間と動物の深い繋がりを感じる。

クライマックス、ロザリンの身体を舐め回すようなカメラワークでワロタ。まあめっちゃ露出度高い衣装だったし、気持ちはとてもわかる。
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