たりほssk

眺めのいい部屋のたりほsskのネタバレレビュー・内容・結末

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

~伝統的社会から新しい社会へ~
20世紀初頭、封建的思想の残る社会で、良家の令嬢である女性ルーシーが、旧体制にとらわれないジョージという男性に強く惹かれる。しかし伝統的社会の規範を体現するようなシャーロットにその思いを阻まれる。その後、同じく旧体制的なセシルと婚約するのだが、ジョージの父が旧世界と新世界への橋渡しのような役割をし、最終的にルーシーは自分の心に素直になって、本当に好きなジョージと結ばれるハッピーエンドの物語。話の展開はやや重苦しい。
ヘレナ・ボナム・カーターを始め知ってる名優が次々と登場してビックリ!マギー・スミスがすごくうまかった。伝統的社会の重石みたいで、イラッとするほど存在感があった。
当時の英国の衣装、調度品などがすばらしく見ていてため息が出るほど。
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