カルダモン

恐竜グワンジのカルダモンのレビュー・感想・評価

恐竜グワンジ(1969年製作の映画)
3.2
特撮の巨匠ハリーハウゼン。ストップモーションで命を吹き込まれたグワンジは愛嬌があってとても可愛い。

西部劇とジュラシックパークを足したような世界は結構シュールで、不思議な形の岩山が広がる地形や、円形のスタジアム、パイプオルガンのある教会など、舞台も楽しい。
が、とにかく人間の屑っぷりが酷く、終始グワンジに感情移入しているこちらとしては涙無くしては見られない。

ところでグワンジは恐竜なのだが、何故こんな名前が付いているのかという説明は一切なく、冒頭からいきなり「グワンジだ!」と当然のように呼ばれているので、こちらとしては受け入れるしかない。