もじゃ

ファンタスティック・フォー:銀河の危機のもじゃのレビュー・感想・評価

3.0
「たが地球を救うために力を合わせよう」

人気か怪しい4人組ヒーロー作品第2弾。よくぞ続けてくれた。惑星を滅ぼして廻るというシルバーサーファーが現れた。4人は銀河を救えるか?

ヒーローが慢心する時、最大の危機が訪れるもの。幸福と危機、栄誉としがらみ、色々な対比の構造が描かれていて真面目に丁寧に作られてる。しかしコメディ感がダサい。映像の特殊効果も予算が少ないのかと思わせる部分もある。匙加減とは難しいものだ。

役者達は前作から継続。皆小綺麗になった気がするシリーズ物あるある。リードの白髪が少なくなった気がする。ジェシカ・アルバは変わらず美しい。後のキャプテン・アメリカ、クリス・エヴァンスの本作でお調子者は嫌いじゃない。

92分とコンパクト。それでいいと思うけど、やっつけ感がある。割とサブテーマが多いのに扱いきれていない。序盤から中盤に移行するポイントも、サーファーと戦うのかどうかをリード達の意思でハッキリ表さないのでぼんやりしてしまった。もう少しなんとかなったんじゃないか。

コミックヒーローものとして迷いを感じる作品。
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