TakashiM

チェ 28歳の革命のTakashiMのレビュー・感想・評価

チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)
2.9
何年か前に「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観て、居酒屋でその話をしていたとき。

カウンターで隣りに座っていた見知らぬ派手眼鏡のおっさんが「チェ・ゲバラを語るならこれを観ずして語るなかれ」
といって熱烈にオススメしてきたのが、本作。

勢いでクリップして、いよいよその順番にあたった、という流れで鑑賞。


さて、、

本作には、喜怒哀楽を掻き立てるようなシーンもなく、ひたすら淡々とした映像。
・ジャングルでのゲリラ戦
・(恐らく本物の)モノクロの国連でのスピーチ映像
・誰かのインタビュー音声
が、交互に映し出される。
歴史背景の説明どころか、各シーンの位置付け説明もガン無視しているので、全く理解できない。

あの派手眼鏡を観ているだけで酒のツマミになったのに、この娯楽要素ゼロ映画といったら、乾き物のカケラにもならない。

一体何を伝えたかったのか・・・?
歴史を知り、革命のプロセスや関係者を知ってる(はずの)派手眼鏡に、もう一度会って聞きたい。


その眼鏡、どこで買ったんですか?
TakashiM

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