何年か前に「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観て、居酒屋でその話をしていたとき。
カウンターで隣りに座っていた見知らぬ派手眼鏡のおっさんが「チェ・ゲバラを語るならこれを観ずして語るなかれ」
といって熱烈にオススメしてきたのが、本作。
勢いでクリップして、いよいよその順番にあたった、という流れで鑑賞。
さて、、
本作には、喜怒哀楽を掻き立てるようなシーンもなく、ひたすら淡々とした映像。
・ジャングルでのゲリラ戦
・(恐らく本物の)モノクロの国連でのスピーチ映像
・誰かのインタビュー音声
が、交互に映し出される。
歴史背景の説明どころか、各シーンの位置付け説明もガン無視しているので、全く理解できない。
あの派手眼鏡を観ているだけで酒のツマミになったのに、この娯楽要素ゼロ映画といったら、乾き物のカケラにもならない。
一体何を伝えたかったのか・・・?
歴史を知り、革命のプロセスや関係者を知ってる(はずの)派手眼鏡に、もう一度会って聞きたい。
その眼鏡、どこで買ったんですか?