TakashiM

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのTakashiMのレビュー・感想・評価

4.1
有給消化のタイミングでやっと観てきました!
MIシリーズを劇場で(しかもIMAXで)観たのは初めてだったけど、期待通りのど迫力だった。

今作は、シリーズ初の2部構成。
1部目だけで、3時間近くある。
しかし長さを感じさせない、息を飲むようなシーンが目白押し。

還暦のトムさん、今回も全力。
走る、飛ぶ、殴る・蹴る。

通称「トムさん走り」も健在。
上半身はブラさず、手と足を90度に保った、力強くきれいな走り。
トップガンでもレビューに書いたが、相変わらずオッサンの憧れるオッサンだった!

さてアクションについて。

まずはお決まりのカーチェイス。
イーサンが助手席で、今回のヒロイン役のグレースが運転という、変則的なパターン。
まさかの黄色いミニカーチェイスは、小さいボディを活かしたこれまた変化球だらけのアクションの連続だった。
このカーチェイス、単純な敵と味方ではなく、謎の集団、いつものインターポール、現地警察が、四方八方から追いかけてくる。
ローマの街を縦横無尽に、時には階段も転げつつ走りまくる笑

次はオフロードバイクでの全力疾走からの、崖からのダイブ。
このダイブは、予告で何度も観たけど、すごすぎる。
なんでも7回飛んだらしい。普通なら2,3回は死んでるよ。。

そして疾走する列車の上での格闘。
かと思えば、崖から落下する列車からの脱出。
この脱出シーン、本作のアクションシーンの中で一番好き。
谷底に落ちる直前の車両からようやく脱出したかと思えば、今度は次の車両もまた落ちそうに。
車両も厨房だったりレストランだったり、それぞれの仕掛けに予想がつかず、思わず声が出てしまったよ。


登場人物について。。
ヒロイン役のグレースという小悪魔、いや、小悪党。
全然トムさんを信用しないのな。
地下鉄でトムさんを置き去りにしたあたりで、いい加減腹が立ってきた。
イルサ好きとしては、こいつを安易に仲間にしたくない!

ルーサーとベンジー。
チームイーサンには欠かせないこの二人。
MIマラソンやっておいて本当に良かった。
願わくば、ホークアイことジェレミーも居てほしかったなあー。。


ストーリーは、大筋な部分は単純だが、イーサンの回想シーンとか、敵役だったヘビ顔女子が突然助けちゃったりとか、よーわからんところもちょいちょい。

でもいいんです、MIシリーズは劇場で大迫力のアクションを観て、異次元な体験をすることに大きな意味があるのだ!
TakashiM

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